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私たちの恋のカタチ~これでも私は恋をしていた~
第1章 ……
「かわいい。」
情事がおわったあと。
私の髪を指でもてあそぶ。
「あのさ、マユミ。」
「なに?」
髪を扱う指は止まらず、
真顔になるヒロト。
「マユミはちゃんと、今までの人のたちに恋してたんだよ。
マユミ、フラれたあと、寂しくて辛い顔するんだ。
自分で気づいてた?」
気づいてなかっただろ?と苦笑いをする。
「だから、今までも、これからも、自分の気持ちは、信じて良いと思う。」
「ヒロト…」
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