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私たちの恋のカタチ~これでも私は恋をしていた~
第1章 ……
「ヒロト、靴並べて。」
「いい奥さんになれるだろうな。」
少し寂しそうなヒロト。
「ヒロトの奥さんになるんじゃないの?
私、ずっと好きでいるのに。」
「わかってるけど、マユミ綺麗だし、
可愛いし、俺、自信ない。」
「そんなこと言って、ヒロトだってモテるでしょ?
彼女、できるわよ、……きっと。」
「できないよ、俺は!」
「俺はって、私もできないってば!」
む!となって言い合った私たち。
それは本気じゃないから、
目が合えば
「「ふっ、ははは」」
と、笑い合える。
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