第1章 1.《ナディ》初めてのお付きあい
俺に最近彼女ができタ。
。いろいろ見てて飽きないヤツなんダ。
でも、ひとつ悩みがあル。
俺は女と付き合うだとかそうゆうのは初めてで…何をしたらいいかわからないんダ。
付き合ってからはお互いの仕事が終わってからレーガの店でお茶するのだが、毎日話してかえる。こんなんで大丈夫なのカ…。
とりあえず仕事も終わったしレーガの店に行くことにすル。
「お、ナディ。いらっしゃい。まだは来てないぞ」
レーガの店の扉を開けるといつものようにレーガが笑顔で話しかけてくる。
「…レーガ。相談あるんだけどいいカ」
「ん?」
「付き合うって…なにしたらいいんダ」
「…え?」
「レーガは経験豊富だロ?教えてくレ。」
レーガはちょっと困った顔をしてから、すぐに
「そんな豊富じゃないんだけどな…んー手つないだり、キスしたりするんじゃないかな。まぁナディ達にキスはまだ早い…」
「…なるほど…い、いや…でも恥ずかし…
」
「ナディ!待った!?」
その瞬間扉がバンっと開き、そこから息を少し切らしているの姿があった。
「あ、、いらっしゃい」
の姿を見た瞬間、レーガが教えてくれた行為が頭によぎり急にどきどきしてくる。
「ごめんね、ナディ。?あれ?顔赤いけどどうしたの?」
「なっ!なんでもナイ!」
「熱でもあるのかな?」
がそう言って自分のおでこを俺の額にくっつけてくる。
…顔が…近イ!!!!
顔が更に真っ赤になる。
「は、離れロ!!!」
慌てての肩を押し、離れさせると
「ご、ごめん…」
は少しシュンとしてしまった。
空気はどんどん悪くなっていく。その空気に耐えきれず
「…もう遅いし、帰るカ…」
「うん…」
その空気のままレーガが心配そうに見つめる中、店をでる。
の家まで送っていこうと、でも話しかけることもできず後ろから後を追う。
季節は冬。
手がどんどん冷たくなってポケットに手をつっこんでも寒いものは寒い。
を見ると手に息を吐いて温めていた。
…。
、