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銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね

第16章 ヤニとケツ毛共に許容範囲内


「と、とにかく…私ではないです」


ジーッと3人が私を見つめる
疑われようがなんだろうが違うものは違う


「…わかった、今日のところは帰っていい」

「え、トシいいの?」

「いいも悪いも今んところ任意でしかねぇからな」

ギロリと凄まれ

「逃げんじゃねえぞ」

怖い一言を吐き捨て土方さんは去っていった


「だから別人だって言ってんのに…頭が堅ぇんですよ、土方さんは」

「まあまあ、トシはトシなりに考えがあるんだよ」


その考えとやらは知りませんが、巻き込まれる一般市民の身にもなってください


「…それでは、私はこれで」

と一言断りを入れて立ち上がろうとしたがドSに止められた

「送ってやるよ」

「え…」

「なんだよ、ブッサイクな顔して」

「この顔はもともとです」

「そうだったな、元からブッサイクだった。そりゃ悪かったねィ」

ワナワナワナと少し自分の手元が怒りで震えてきているのを感じた

しかしこんな年下相手に…っっ
駄目だ!耐えろ私!

くぅっっ

「あ、その、大丈夫なので…一人で帰れます」

「いやいや大倉さん、無理に連れてきたのはこちらです。コイツもこう見えて反省してるんですよ。送らせてやってくれませんか」

ゴリ長さんが眉尻を下げながら申し訳なさそうにお願いしてくる…が


えっ!?どこが!?
どこが反省してんの??
アイツのどこが!!??


しれーーっと他人事のように、よそ向いちゃってますけどーー???

「こらっ総悟、頼んだぞ!」

「へいへーい」

よっこらしょと面倒くさそうに立ち上がり廊下へと出ていった

「じゃあ、大倉さん。今日は本当にすまなかった。今度改めてお詫びさせてもらいます」

「えっ、そんなとんでもないです!お気遣いなく!」

「そこはきちんと詫びさせてもらわないと、局長として示しがつきません」

「いや、そんな…」

頭を下げるゴリ長さんをどうしたものかとあたふたしていると廊下からドSに呼ばれてしまい、きちんとお断りできずに出てきてしまった


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