第9章 甘い朝*智*side
――…君に触れて煌めきだす
七色のフレーズ
――…強くそっと絡む指に
熱を感じてる。
昨晩、花火の演出と共に
流れた嵐のlove rainbow
まるでちゃんに
触れてしまったときの俺の気持ちみたい。
「ん……」
眩しい光が射してきて
つい目を開けると横には毛布から
真っ白い腕が出てるちゃん。
ってことはここは俺の家で、
俺はちゃんをここで愛した。
始めてみる白い肌
色っぽい声
全てにドキドキした。
『///…そんな見ないで…』
「なぁんだ、起きてたの~?」
『眠れませんでしたよ…//』
「もっと激しくしたほうがよかった?」
なんて言うとまた顔を
タコみたいに真っ赤にするちゃん
うん。逆効果だよ?
『ちょっ…大野さん』
毛布の中でまた俺はちゃんの
綺麗な足を撫でた。
あぁ…好きすぎる。