第5章 コントロール不可能*智*side
翔「へぇ…祭りにね~…」
「うん。そう…
でもね、それもやっぱ
コントロールできずに言ってもーた」
翔「ふはっ…恋だわ。」
翔ちゃんはビールを吹きそうに
なって手を口元にあてた。
「恋…かぁ…
32歳だよ、オイラ
恋…するんだね、まだ。」
翔「あたりめぇだわ、あなた
いつまでも恋しときたいわ!」
「つれぇな~…
つれぇよ…32の恋はさ~…」
翔「そんなん分かんないよ?
明日の祭りで全ては変わる…かも」
ちょっと翔ちゃんの微笑みが
イタズラぽくって嫌だったけど、
何かが変わってほしいと思った。