第2章 個性的な王子様集団~ヒチョル
変なところで言葉を区切るなよ
誤解されんだろ!
『どうも』
あー、ほらヒチョルの顔
確実に誤解してる…
宿舎に帰ってパクジョンスに話されたら
私の夢は終わる…
って言うかさ
ヒチョルとも知り合いだったわけ?
まぁ、繋がりあっても不思議じゃないけど
グラスを空けるペースが、早くなる
あー、ユナクの話し方とヒチョルの話し方似てるな
とか思いながら飲み続ける
ツマミはイケメン二人かwww
なんかふわふわしてきたwww
『ユナク~トイレ行ってくる~』
あー、ヒチョル居るのに
トイレ行ってくるとか言っちゃったwww
いっか別に~
パクジョンスじゃないし~
…ヒチョルside
たまには女なしで一人で飲みたいと
立ち寄った店で
超新星のユナクに会った
連れの女…
どっかでみたことある
『めぐみです』
あ、この声
あのホテルのフロアコンシェルジュ
雰囲気違うな
『ユナク、めぐみってお前の何?』
『飲み友達だな…気になんの?』
『いや、俺の女関係知ってる女だしな…』
カウンターのめぐみのスマホが振動した
さり気なくスマホの画面を確認する
ユナクにただの飲み友達かよ?
って疑問もわく
まぁ、あのホテルで働いてて
芸能人と付き合ってる女だ
俺のプライベートをどこかに
漏らす心配も無いだろう…
そんなことを考えていると
めぐみのスマホの画面を俺に見せてきた
『え?』
『そういうこと』
イトゥク?!
こりゃ、ユナクから
話を聞かなきゃならねぇな
なんだか面白くなってきたwww