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冬猫の恋

第6章  親 (シカマルsaid)



カァーカァー

目を開けると空はすでに赤く色ずいていた。
やっべ、寝過ごした…

早足で帰る道のりで…

『シカマル?』


昼間散々思考を巡らせていた相手がいた…


「よっよぉ…」


突然会ってしまい少々どもってしまった…不覚だ…
平常心…


『シカマル?何してたの…⁇』


「ん?散歩がてら昼寝。お前は?」


『うちは、買い物!晩御飯!』


舌っ足らずなしゃべりが可愛らしくそれに心なしか癒された…さっき悩んでいた事は何処へやら…


グゥー

『/////ぅ…ごめん///』


「ふっ、くくっ」


お腹が空いているらしく、鳴ったお腹を押さえて赤面していた。

クツクツ笑いそう思っている間に惚けてこちらを見ているゆえ


「どした?」…


聞いてみれば我に戻ってシカマルがそんな風に笑うの初めて見たと柔らかく微笑みかけてくとる…
んなん見たら今度はこっちが赤くなる…


「そっか////あッあ~俺も腹減ってきた...」

『じゃ、じゃあ早く帰らないと!!呼び止めてごめんね」

「いや...、あっ!」


思い出した母ちゃん今日遅えから居ねぇってオヤジが...


『どしたの...?』

「いや今日母ちゃん居ねぇからなって...」

『...!あっあの!』


何を思いついたのか、顔をまた赤く染めて必死に言葉にしようとしている...
あぁ...なんかいい予感がする


『ご...ご迷惑じゃなければ///ごはん作らして...欲しい...な?///』


あ...当たった?!
マジか?!

「た…頼む////」

俺は嬉しさのあまり素っ気ない態度で言ってしまった。
それでもゆえは嬉しそうに大きく頷き
一緒に買い物をした...











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