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甲賀忍法帖

第2章 桜の下


『と…しぞう…にい…さま…』


滅多に来ぬ場所に
気配を感じたと思うたら…

?「ひどい怪我をしておる…このままでは死んでしまうやもしれぬ…屋敷にて手当てをせねば」


よう見ると…
彼方此方に怪我をしておる様だが…
おなごがこの様に傷を作っては…

ひとまず…

?「早う屋敷に急がねば…」

何処ぞの間者やもしれぬが…
今は手当てが先で御座ろう…
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