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グラジオラス

第2章 シカマルside


 そう思っていたのにだ。帰ってきたのは、サスケだけだった。
「・・・。珠皇は?」
「・・・。風影の嫁になるそうだ」
「・・・。」
 そういい、サスケは火影様に報告に行った。マジ、ふざけんな。
「火影様。俺ちょっと砂の国まで行ってきます。」
 そういった俺に火影は待ったをかけた。
「ちょ、ちょっと待て。これから、きちんと砂の国に聞く。少しの間待て」
「待てません。」
「シカマル」
「人の嫁、獲ろうとしてる男んとこ置いとけるわけないでしょ」
「・・・。お前たち付き合っていたのか?」
 本気でわかっていないサスケにイラッとした。ちゃんと、言っていない俺も悪かったが気づけよ。血筋なのか鈍感なところ。
「・・・。珠皇は、寂しそうだったぞ」
「なにがだ。」
「空を眺めていった。このまま、雲になって他国にいったら忘れられるだろうかと」
「・・・。」
「好きな奴がいるといった。が、想いが結ばれない人なのだとも言っていた。それが、お前だったとはな」
「なんなんだよ、それ。」
「風影はすべて分かっているようだった」
「・・・。くそっ。」
 サスケが話してくれた珠皇は、アカデミーで見たときの珠皇のようで。そんな顔を一番させたくなかったのに、結局その顔をさせるのは俺で。なさけねぇ。
「・・・。しばし、待ってな。話はすぐにつけてやる。猪鹿蝶トリオで行っといで。」
 そういわれ、砂の国に向かった。
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