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High School

第7章 Class5.ごーくんのライバルは誰!?の巻


「よかったね~!おめでとう!」
健ときょうこが付き合うことになったと知ったももこはニコニコしながら2人を祝福した。
「ちぇっ!なんだよムカつくな~。…ももこ、オレ達も負けてらんないな!」
「は?」
「日曜日の練習試合観に来るだろ?」
「部活なんだよね。」
「いいじゃん一日ぐらい休んだって!」
「ごおちゃんと違うんだから。」
「オレ最近練習出てるもん!」
「出ないとレギュラー外すって言われたからでしょ?」
「え?何できょうこがそのこと知ってんの?」
きょうこは松岡から聞いたことをポロっと言ってしまい、焦って健の様子を確認した。
「とにかく来いよ!」
「おれらは行くよ。」
「ももこに来いって言ってんの!」
「も~わかったよ~。」
「よし!絶対だぞ!」
俄然やる気の出た剛を見てきょうこがももこを教室の隅に呼んで耳元で言った。
「そろそろ潮時なんじゃない?剛くんにちゃんと言ったほうがいいよ。」
「タイミングなくて…」
厳しい顔をしているきょうこを見てももこが仕方なさそうに言う。
「わかった。言うよ。」

―どうしよう―
ももこは困り果てていた。
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