第1章 日常
ピピピピッピピピピッピピピピッ…………………
目覚ましの音うるさい……
ピピピピッピピピピッピピピピッ……………
布団から出たくない………
ピピピピッピピピピッピピピピッ…………
『あーもーっ!うるさい!!!』
バシッ!
目覚まし時計を止めたら新しい一日が今日もまた始まる…………
夏が終わり肌寒くなるこの季節私にとって制服のスカートをはくことは地獄だ………
それでも学校には行かなければならない………
嫌々ながら布団を出て学校に行く支度をする。
真っ白いカッターシャツ…
青いチェックのスカート…
白いラインが入った青いリボン…
黒いベスト…
黒い靴下……
最後にジャケットを着て……
顔を洗おうと洗面台に向かって歩く…………
何気なく時計を見た……………
頭の機能が一瞬全部停止した……………………
そのあとヤバいということだけがすぐに分かった………………
『遅刻!』
のんびり着替えてしまったことをすごく後悔しながら急いで顔を洗った
鏡を見るとものすごい髪の毛になっていることに気づき急いでくしで髪をとかす
結ぶのはバスの中でいいや!
そう思い
『行ってきます!』と大きな声を出して玄関を出た