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元奴隷と煌帝国の皇子

第4章 シンドリア


紅炎「そうか。」

クロエ「あの…紅炎様って好きだった方って居ましたか?」


って何聞いてんだろ!?馬鹿だ!私の馬鹿!

紅炎「ハハッ!急にどうした?」

クロエ「えっ!いや、何か急に思ったので。」


紅炎「好きになった奴はいないな。
皆、俺の地位などを目当てに寄って来るからな。

ただ、今はいる。優しくて、凄く良い奴で綺麗だ。」

そうだったんだ。

紅炎様の好きな人って多分…白瑛様なんだろうな。


紅炎「まぁ、別に良いがな。

クロエは居たのか?」

クロエ「昔は居ませんでした。

ただ、今は居ます。特徴は言えませんが。」
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