第5章 犬の餌って言ってるけど犬でもあんな不味いもん食わねぇよ!
土「ほら来てやったぞ!さっさと近藤さんを出せ!」
「まるで、正義のヒーローみたいな台詞だな」
【そう言われて、渡すと思うか?なんの為に、三人来てもらったと思ってるんだ】
向こうに居るのは…
近「トシ!総悟!貴方~!」
五月蝿いゴリラと「ん?ゴリラ?今ゴリラって言った!?」深くフードを被った三人。
土「なにが望みだ…」
【こちらも三人居る。ここまで言えば、察しはつくだろ?】
総「サシ(1対1)で戦えという事ですかぃ」
【それに勝ったら、貴様らの局長は返してやる。ただし手を出したら、こいつの命はない。それと、一人負けるごとに、こいつの身体を傷つける】
こいつとはもちろんゴリラのこと。
土「…分かった」
【ではまず、一番手を決めてくれ】
「どうする?」
土「奴らは俺達の事知っている(多分)が、俺達は奴らのことは、何も知らない」
総「ここは、下手な作戦を考えるよりも、とにかく勝つしかないってことですかぃ」
土「ああ。という訳で…」
「「「……………」」」
「「「ジャンケンポン!」」」
誰が勝ったかは、お楽しみです