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ハイキュー!!影山飛雄*裏*R18☆

第3章 告白


「ずっと、隠しててごめんね。





あたしが…


黒蝶なんだ。」

「…。」

「中学時代に影山飛雄という人間を見て、あたしもこんなふうに、ボールを操れたらって…上手くなれたらって…
そう思って影山の背中を追いかけて追いかけて…でも、届かなくて…。

風の噂で影山が烏野に行くっていう噂を聞いて、また、追いかけて来て…。

ごめんね。びっくりしたでしょ?こんなストーカーみたいな…っ」

すると突然、影山の大きな手が伸びてきて、そっとあたしの頬に触れた…と同時に、鼓動が激しく打ちつける。何故こんなにも、影山を前にすると動機が起こるのだろう?

「悪い。泣かせるつもりはなかった。」

影山が罰悪そうに、あたしの頬についた涙を拭ってくれる。

影山に言われて初めて、自分が泣いている事に気が付いたのだった。
涙を拭ってくれる影山の手が、あまりにも優しくあたしは更に泣いてしまった…

「お前はホント、俺の調子を狂わせてくれるよな。」

「へっ?っ!…んっ…」

突如として影山の方へ体が引き寄せられ、唇に柔らかい感触が…。キス?!キスされてる?!そう思った瞬間、あたしの頭は真っ白になった…

「はぁ…ふっ…ちょっ…んんっ…」

散々貪られて、やっと解放してくれた。が、あたしは呼吸もままらなくなって、肩で息をしていた。
涙を含んだ眼で影山を見つめれば…

「っ…頼むから、これ以上俺を煽るな。」

そういうと抱き締められ、抵抗できないように両手で顔を包まれて、再びキスが降ってきた。

今度はオトナのそれだった。舌は彼自身のようにあたしのを支配し、脳さえも痺れさせた…

「…んっ、やっ…んン……」

考える暇など与えない。そう言われているようだった。
キスは次第に激しさを増し、酸素が欲しくて顔を背けようとしても、執拗に彼が追ってくる。
もう駄目だ…
そう思った瞬間、唇は離れていった。

あたしは膝が笑って、影山に支えてもらってギリギリ立っていられる状態だった。
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