第3章 -転校生-
初めて女子に殺意が芽生えた。
人生初だぜ
でも嬉しくねーわwww
「なあなあ!どこから来たんだ?」
「ねぇ!メアド交換しない?」
「すっごく綺麗な髪だね!
サラサラじゃん!」
ざわざわと騒ぎ立てるクラスメイト。
そりゃ転校生来れば質問をするのが普通だよな。
「あの...
すみません!」
ガタッと音をたて、椅子から立ち上がり、その場を去っていった、真崎。
何だかんだいって、転校生って大変なんだな。
なんか可哀想に思えてきた。
「そう言えば、桃の子ちゃんは、質問いっぱいしなくて良いの?
君ならコミュ力高そうだからすぐに仲良くなれそうだけど」
「桃瀬はちゃんと桃瀬菊花ていう名前があるよ!?
コミュ力高いってどういう事なんだね?」
あいつらなにバカやってんだwww