第31章 言葉の後悔
ー烏養sideー
烏「はぁ…」
楓が退部してからどうも部活に覇気がない、活気がない、元気がない。
ないない尽くしだ。
烏「インターハイ近いんだぞお前ら!しっかりやれ!!」
俺はそう言い小さくため息をついた。
楓はこの頃店にも来ない。
日向達にも聞いたが楓には1回も会ってないというから驚きだ。
おそらく…いや、絶対に避けてるな。
烏「お前ら休憩してろ。俺は外の空気吸ってくるわ」
俺はそう言って体育館の扉を開けた。
烏「………は?」
……まじかよ。
驚きのあまり俺は目を見開いた。
烏「……楓…」