第31章 言葉の後悔
渡された日程表。
ただの紙なのにやけに重く感じた。
『失礼しました…』
私は職員室を出る。
先「…頑張れよ」
職員室を出る時、松本先生がそう呟いてたのを私は知らず…。
どうすればいいかわからないまま第2体育館に着いてしまった。
なんでもうちょっと遅くならなかった私の足!!
なんて思っても仕方がない。
『……どうしよう…』
帰ってしまおうかなんていう考えが浮かぶ。
それは出来ない…だって松本先生怖いし泣
『っどうしよう…』
同じ言葉が口から溢れる。
そんな時、運が良いのか悪いのか。
体育館の扉がガラッと開いた。