第30章 その後の生活
キーンコーンカーンコーン
授業終了の合図。今から昼休み。
私がひたすら考え、出した結果が…
「あれ、楓ちゃんどこ行くの?」
『ごめんちょっと用事!お弁当食べてていいからね!』
そう、逃げる!←
クラスにいたら元も子もない。
だから私は逃げるんだ。
早歩きで廊下を通り、階段を下り、図書室に行った。傍から見たら絶対に変な人。
ドアを開けて中に入る。
『っはぁ…』
私はそっと椅子に座った。
そこでカロリーメ○トを頬張る。
『予鈴鳴るまでここにいよ…』
別に逃げなくてもいいとは思うんだけど、どんな顔をすればいいかわからない。