第26章 赤と黒と猫との再会
黒「拗ねるな拗ねるな。久しぶりだな」
そう言ってニヤッと笑った。
『拗ねてないですからっお久しぶりです!』
私と鉄郎さんは話しながら体育館に入って行った。
すると、大地先輩がにこにこしながら近付いて来るではないか。
……なんだろう、寒気が…汗
私は離れようと後ずさる。
ガシッ
『え"っ』
なぜか鉄郎さんに腕を掴まれた。
黒「今日はよろしくお願いします」ニコッ
澤「こちらこそよろしくお願いします」ニコッ
黒・澤((あ、コイツ"食えない"タイプの奴だ))
2人は握手をしたままにこにこと笑いあっている。
ここの空間だけ異様に黒い。怖い。