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伊達メガネが好きなんです…

第2章 マネージャ頑張るぞ


部活に戻るとみんないた。
「なんだ、お前ら二人揃ってさぼってたのか??」
行くと一番に宍戸さんに話しかけられた。
「ちゃうちゃう。お嬢ちゃんが部室で足、ケガしてもたから俺が保健室まで連れてって手当てして今戻ってきたんや。」
「そうなのか。で、足は大丈夫なのか?田中」
「はい、大丈夫です!ありがとうございます。」
「ま、なに言うても俺の手当てがよかったからな。笑」
「つーか、お前。忍足に足を手当てしてもらったのか…。」
「忍足さんすごい手際良かったので私、驚きました。」
「…。お前にいい事を教えてやる。忍足は美脚な女が大好きなド変態野郎だ。そんなやつにお前よく足を触らせたな。」
「えっ?そうなんですか?」
「そうやで、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんの足もキレイやから俺好みやなぁ~。」
「ったく。今度からは、気をつけろよ。」
「気をつけるってなんやねん。俺はただ人助けしただけやんか。」
そんな会話をしていたら跡部さんが来た。
「忍足!今までどこに行ってやがった。って、田中足どうしたんだ?」
「あっ、跡部。部室の片づけしよったらケガしてもたんや。もう少し、部室をキレイにするようにせなアカンで。」
「そうだな。確かに最近、部室にモノを置き過ぎていたな。田中悪かったな。」
「全然問題ないですよ。それに私がドジなだけだし。あはは」
「跡部が謝るなんて珍しいじゃねーか。」
「俺たちのせいでケガしてるのに謝らない奴なんかいねーだろ。あーん?」
「そうだな。俺も気を付けねーとな。」
みんな、優しい…。
「心配して下さって。ありがとうございます。
私も早くみなさんの役に立てるように頑張ります。」

今日は、みんなに迷惑かけちゃったな。
それでも、みんな心配してくれてほんといい人達ばかりだな…
特に、忍足さん…。そういえば、抱きかかえられたよね。

また、思いだしたら恥ずかしくなってきた。

別に普通にしてればいいよね。
うん、普通にしておこう!
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