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伊達メガネが好きなんです…

第8章 パーティー


「はぁ…。ここまで来たら大丈夫やろ。」
「ごめんね、侑士くん。」
私と侑士くんはテラスに出た。
「いや、リンちゃんはなんも悪くないで。岳人と日吉がいらんことするから…。あいつらにも厳しい言わなアカンなぁ~。」
「でも、向日くんも日吉くんも悪気があってしてるわけじゃないから許してあげて。」
「悪気ないなら余計アカンやろ。…はぁ。リンちゃんが言ううなら今回だけは見逃したろ。」
「ありがとう侑士くん!」
外は、すこし肌寒い。
私は、身震いをしたのを侑士くんが見ていた。
「リンちゃん、寒いん?」
「いや、大丈夫だよ!ヘックシュン!」
「やっぱ、寒いんやないか。ほら、俺の羽織かしたろ。」
"フワッ"
そう言って、侑士くんは自分のジャケットを脱いで私に貸してくれた。
侑士くんの匂いがする…///
「ありがとう…///」
「ん?何を照れとるんや?」
「べ、別になんもないよ///」
「ふ~ん。俺の匂いでも嗅いどるんか?」
そんなことをニヤニヤしながら侑士くんは聞いてきた。
「もう!」
「すまん、すまん。あんまりにも、リンちゃんがかわいいからからかってもうたんや。許してや。」
「じゃあ、許してあげるからお願い聞いてくれる?///」
「リンちゃんの頼みごとやったらなんでも聞いたるで。言ううてみ。」
「…少しだけ手つなぎたいです…///」
「…。」
えっ?無反応?
「ゆ、侑士くん?」
「あぁ、ごめんな。手つなごか。はい。」
そう言って、侑士くんは手を出してきた。
「なんで、さっき無反応だっだの?」
「あぁ…。いや、あんまりにもリンちゃんがかわいすぎてさすがの俺も不意を突かれたわ。」
「侑士くん…。大好きだよ///」
私は侑士くんと手をつないだ。
「リンちゃんが俺のもんになってくれてほんまに嬉しいわ。改めてありがとうな。」
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