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伊達メガネが好きなんです…

第8章 パーティー


跡部さん家に着くと門からまず車で移動した。

すごすぎる…。ここの土地どんだけ広いの…。

「リンちゃん。そんな、びっくりした顔しとったらここでは疲れてまうで。」
「でも、すごすぎるよ。」
「跡部財閥は世界でもトップクラスやからな。これくらいは、普通なんやろうな。」
「そういうものなのかなぁ…。」

目的地に着くと、大きすぎる建物に圧倒された…。
私の家の何十倍もあるよ…。
「リンちゃん、そんなとこでボーっとすなて。はよ行くで。」
「あっ、うん!!!!」

中に入ると、すごいの一言。
なにこれ、ほんとうに私たちのお祝いのパーティーなの?

「ほんま、跡部はすごいなぁ。どんだけ派手好きやねん。」
「忍足!田中!遅かったじゃねーか。」
「遅い言うても急に予定変わったからやないか。」
「フッ、そんなこと言ってんじゃねーぞ。」
「あの…、跡部さん?」
「なんだ?」
「このパーティーほんとうに、私たちのために開いてくれたんですか?」
「当たりめーじゃねーか。それ以外にこんなことする奴はいねーだろ。」
「そうですか…。」
「なんだ?嬉しくねーのか?」
「嬉しいに決まってるじゃん!ねっ、侑士くん!」
「あぁ、そうやな。ありがとうな跡部。リンちゃんも喜んどるわ。」
「なら、よかった。田中楽しめよ!」
「はい!!本当にありがとうございます!!」

「田中と侑士じゃん!!お前ら来るのおせーよ。なんか、してたのかよ?」
「忍足先輩のことだから田中さんに変なことしてたんでしょう。」
「日吉は、俺のことほんっま嫌いやな…。予定変わったのを俺とリンちゃんだけ、聞いてへんかったからやんか…。ほんま、疲れるわ…。」
「大丈夫?侑士くん?」
「ん?侑士、しんどいだんたったら帰ればいいじゃん!その間に俺は田中と仲良くなるから~。」
「そうですね。忍足先輩さようなら。俺も向日さんのアイディアに賛成です。」
「お前ら…。リンちゃんは絶対近寄らさん…。」
「ゆ、侑士くん(汗」
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