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伊達メガネが好きなんです…

第7章 次の日


それから、みんなコートに向かって行った。
ふぅ…。部活終わりにみんなに色々話しないといけないのかぁ。
「リンちゃん。」
「なに?侑士くん。」
「俺のせいでいろいろすまんなぁ。あとで色々聞かれるかもしれへんけど、ええか?」
「私は全然かまわないよ!」
「よかった。むしろ、俺と付き合ったのをみんなに知らせたいんか?妖笑」
「そんなこと言ってないで早く練習してきなさい!」
「はいはい。ほな、そこから見といてな。」
ほんと、すぐふざけるんだから!!
でも、侑士くんのことを話したいのは嘘じゃない…。

「岳人、もっと打ってきーや。」
「侑士のくせにそんな事言うな!!」
向日くんと侑士くんの練習試合だ。
侑士くん、やっぱテニスしてると一段とかっこいいなぁ…。
「田中さん。」
「あっ、日吉くん。どうしたの?」
「この前の件ですが…。」
「気にしないで!日吉くんはなにも悪くないし、それにあんな形で返事しちゃって私のがごめんね。」
「いえ、忍足さんと仲良くして下さい。」
「ありがとう…。それと、今まで相談乗ってくれてありがとうね!」
「俺は、あなたのその笑顔が見れるだけで幸せです。」
「えっ///」
「なに、赤くなってるんですか。忍足さんに怒られますよ。」
「からかったなぁ~。こんなところでずっと喋ってたら跡部さんに怒られるよ!」
「跡部さんならさっき、榊監督に呼ばれてたんでまだ戻ってきませんよ。」
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