第2章 ◯о。.第二章.。о◯
電話はそこで途切れた。
美咲…どうしたのだろう…。
私は悪女?
わたしは美咲になにか酷いことをしたのだろうか?
その日はうまく寝つけなかった。
次の日、私は昨日の美咲のことを考えてながら学校へ向かった。
教室に入ったらまず美咲の話を聞こう。
そう思って教室に入るとクラスの人々はわたしをみてひそひそと話し始めた。
ん?なんかオカシイ…。
そういえば、美咲は?
私は美咲の机を見たが美咲はいなかった。
どうして?
すると教室で立ち尽くしていた私に蓮が近寄ってきた。
「ねぇ…これ、優花だよ…なぁ…」
蓮が急に差し出した写真をみて頭が真っ白になった。
そこには美咲の家を燃やそうとしている私の姿が写っていた。