第2章 ◯о。.第二章.。о◯
ある日の夕方。
私は学校から帰ってきてベットでゴロゴロしていた。
今日も蓮は姫花と一緒にかえった。
う…泣きそうだ。また小豆たちの団体に呼び出されたし…。
そういえば今日、やけに【警告】を主張してたなぁ…。
なんでだろう?うう…蹴られてできた痣が痛い。
ピリリリーピリリリー
突然ケータイが鳴った。ん?
電話は美咲からだった。
こんな時間にどうしたのだろうか?
「もしもし~美咲?どうしたの?」
私は通話ボタンを押して問いかけた。
「……………。」
美咲は無言だった。だが泣いていると分かった。
美咲は強い。だから泣くなんてめったにないのに…。
「……ねぇ…優花って悪女だったんだね…。やっと分かった…よ。…みんなが…言ってた意味が…はは…。」
え?わたしが…悪女?
「…優花…お願い、私の前から消えて?笑わないで?」
「あ…美っ咲…?何いって…ブチッー。」