第3章 ◯о。.第三章.。о◯
よし、もうこれで私には何も無い。
これでいいんだ…。
私は何故か心残りだったが駅へと向かった。
………………。
電車まだかなぁ…。
ある程度、お金は持ってきた。
予算を考えて行ける所まで電車、乗っていこう。
優花の目的のない旅がはじまった。
寒っ…。
今は冬、マフラーは持ってきたがそれでも寒い。
電車、速く~寒いよ~
私は無意識に制服のポケットに手を入れた。
んっ?
ポケットの中にはケータイが入っていた。
今日の出来事から電源切ってたんだっけ…。
私はケータイを二つに折ってホームのゴミ箱に捨てた。
これで本当に何もかもおさらば~。
「あ…電車来た!!」
さて、どこまで行けるだろうか…。
どこに行くかな~♪
どこに行くかな~♪