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タイトルなし【黒子のバスケ/ギャグ】

第1章 少女01




1-02:彼女の決意



「ど、どうしたの!ちょっと!しっかりなさい!」
「妙美、どうしました。」

彼のその声で私はやっと我に帰った。
看護婦に肩を揺らされ頭が激しく揺らされていたせいか少し脳震盪のような感覚が残る。(脳震盪ってやつがどういうものかちゃんとわかっていないけども。)

「あ、うん、大丈夫!大丈夫です!!」

慌てて看護婦の手を抑える。2人は不思議そうな顔をしながらも食ってかかるようだったのを解いてくれた。

「まだ本調子ってわけではないみたいね、大丈夫かしら。」
「・・・・しばらく様子を見てみます。ご迷惑おかけしました。」

黒子テツヤは看護婦に一礼し、まるで己が世話になったごとくの感謝と敬意を見せた。
一体彼の中で私はどんなポジションにいるのだろうか。

さっきから唇が釣り上がりそうなのを唇を噛んでしっかり止めておく。

彼は「ご両親に連絡してきます。」とだけ言い残すと病室を後にした。


再び訪れた沈黙。しかしそれは先程とは大幅に違いどこか暑く、太陽の光でも見ているかのようだった。晴れ空がやけに眩しく清々しい。









とりあえず今までの会話でわかったのは、








私は俗にいう、トリップとかいうのをしたようだった。

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