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【エルヴィン団長誕生日夢】

第1章 師団長と団長



「エルヴィンさん、
時間大丈夫です?」


リビングに移動し、
エルヴィンに尋ねた。


「いや、
もうタクシーで
帰るしかないかな。」

「え。」


リオは時計に目を移した。
時刻は既に1時を過ぎていた。


「本当にすいません。
エルヴィンさんが
大丈夫なら泊まっていってください。」


ナイルを放って帰っていたら
きっと帰れていたのだろう。


「明日も休みだから大丈夫だよ。
それよりリオ、
お酒は好きかな?」


そう言って、
エルヴィンは
ワインの入った袋を
くいっと持ち上げ
リオに示した。


「私も一緒に飲んじゃっていいんですか?
貰い物みたいだし
高そうだし…」

「むしろ
一緒に飲んでくれたら嬉しいよ。
どうせ家に帰っても
1人だからね。
せっかくなら誰かと飲みたい。」


優しく微笑みながら
そう言うエルヴィンさんの顔は
相変わらず綺麗だな、と思った。

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