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【エルヴィン団長誕生日夢】

第1章 師団長と団長



ナイルは
飲む割りに酒に強くない。


「あ?エルヴィン何でここにいるんだ?
帰れ帰れ。」

「ちょっと、ナイル。」

「いや、気にしないでくれ。
ベッドまで運ぶのを手伝うよ。
あがってもいいかい?」

「助かります。」


リオは
肩を落とし、
再び大きくため息をついた。


「すまない。
少し飲ませすぎてしまったようだ。」


ズルズルとナイルを
寝室まで引きずってもらい、
ベッドに投げた。


「いえ、
連れて帰ってきてもらって
助かりました。」


「リオ。」


ナイルに背を向けていると
ベッドに倒れているナイルに
グッと腕を引かれた。


「あっぶない。
後で水持ってくるから
おとなしく寝てて。」


どうにかナイルの上に
倒れ込まないように耐え、
ナイルの目を手で塞ぎ、
あやすように寝かせた。

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