• テキストサイズ

【エルヴィン団長誕生日夢】

第1章 師団長と団長



ナイルはリオを
エルヴィンの視界から奪うように
手を引いて立ち上がらせ、
有無を言わせず
寝室へ連れて行った。


「ちょっと、
エルヴィンさんの布団は?」

「ソファで十分だろ。」

「あぁソファで構わないよ。」


ナイルの嫌味を諸共せず
笑顔でエルヴィンは了承した。



その後、
ナイルは再びリビングに
戻ってきたかと思うと、
枕と毛布をエルヴィンに投げつけ、
電気のスイッチはあそこだの
コンセントはあそこだから
勝手に充電なりなんなりしろだの、
怒っているのか
親切なのかわからない発言をして
再び寝室へ戻った。


そんなちぐはぐな態度に、
エルヴィンは
ニヤつく口元を抑えられなかった。


/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp