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とある女子高生の日常は腐敗進行中

第1章 はじまり


私、斎藤 薫はこの度女子校へ進学します!

私の進学する女子校は幼稚園から大学まで全てが揃ってる一貫校で、私は高校からそこへ入る。

今日は入学式である。が入学式は特に対したこともないので、はしょることにする。
入学式も終わり、教室で担任になった人を待っている時だった。

(いやー、校長?ん?学園長?か?の人の喋り方面白かったけどなに話してたか覚えてねー。
てか、一貫校だからか内部上がりの子達でグループできてるどうしよ、入学式初日から私ボッチルート!?)

とりあえず、黒板に貼られていた座席表どおりの席へ座った。

ラッキーなことに窓側から2列目の一番後ろの席だったのでそそくさと席へと座った。
幸い同じ中学出身の子が同じクラスだったがもうすでに別の場所へ移動していたらしく教室には見当たらず、仕方なく1人与えられた席に座り人間観察を始めるのであった。

しばらくすると隣の席の子がやって来た。

(うおっ、なんだこの子めっちゃ可愛いぞ!)

そう隣に座った子はパチッとした二重まぶたにサラサラなちょっと色素が薄めな長い髪に健康そうな肌愛くるしい子供がそのまま大きくなったようなそんな可愛さのある子だった。思わず見とれているとこちらの視線に気づいたのか目が合ってしまった。
お互い気まずく

「あ、どうも。ははっ」
と軽く会釈をした。

そしてそれを5回も繰り返すことになる。
そんな最中私の前の席の子がやってきた。が。
教室入って早々に机の上にバックを思い切り叩きつけるように置いたのだ。
周りにいた子たちは一様に怯えた。

(え?なにこの子?入学早々ご機嫌斜めなの?しかも絶対内部上がりじゃん。。。うわぁ)

そんな風に内心思いつつ隣の子が気になり、ついに思い切って声をかけてみた!

「ねぇ、今の子どうしたの?」

口から出た言葉は自分でも予想外だった。
そんなこと知るわけないのに何を聞いているのだ!しかしさらに予想外だったのはその子の返答だった

「ねぇ!なに怒ってたんだろーね?」

思いの外フレンドリーな子だった。

「てか、内部生の子で固まってて私たち外部生仲間はずれというかどうしたらいいかわかんないよね」

そう返すとさらに想定外のことが起きた。

「だよねっ!!」

まさかの左斜め前の子つまり隣の可愛い子の前の席の子が突然ぐりんっ!とこちらに向きを返し話に乗ってきたのだ
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