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Hな君に恋をした。

第2章 反省(小説じゃありません))


~怖い~
ねぇ、私はなにを信じればいいの?
一度に二人からの裏切り。
立ち直れない……
親友だと思ってた悠喜、裏切らないと言った蓮。
……もう…誰かを信じるのが怖い。
___ドンッ
「…眞菜?」
その声に頭をあげられなくなる。
「…奏芽……何でもないよ。」
「……じゃぁなんで泣いてんの」
しゃがんで顔を除きこむ奏芽。
「…見ないでよぉ~
ばかぁぁ」
「ごめん。
……なぁ、言ったよな?眞菜を泣かせるようなことは絶対すんなって…
お前当たり前だって言ったよな!?」
蓮につかみかかる奏芽。
…私は…なにもかも壊してしまう。
前まで楽しくバカやって笑ってた奏芽と蓮を…
今は私のせいで…喧嘩してる。
「……大丈夫だよ。
奏芽…お願い…大丈夫だから…喧嘩しないで……」
「……眞菜、行こう」
こくんとうなずいた。
「眞菜佳……。」
「…私は…蓮にとってなに?
……ただの道具?なら……彼女になんて…どうしてしたの?」
「……眞菜佳…」
ごめんなさい。
今は……蓮といると…辛い。

「落ち着いた?」
「…ごめんね。」
「うん。」
「本当わね、わかってるの。
逃げてばかりはだめなんだって。
でも…話を聞くのが怖い……聞きたくないことまで聞いちゃいそうで…怖いの…許せるか……わからないの…」
もういやだ…
こんなことになるなら……付き合ったりなんてしなきゃよかったんだ…
「眞菜?
怖いのなんて当たり前なんだよ。許せなくたっていいだろ?別に。
許せるか許せないかって聞かれて許せるっていったやつは本当に好きじゃないってことだろ?
今辛いってことは、それほど蓮を好きになってたってことだろ?」
「…うん」
「眞菜、無理しろなんて誰も言ってない。
今は無理なら明日でもいい。明後日でも。あせることなんてないだろ?
でも……人間いつ死ぬかなんてわからない。明日、当たり前のようにいたやつが、いなくなってるかもしんねえかんな。」
「……」
「蓮にもなにか理由があったんだよ。」
「に……」
「え?」
なんでこんなにイライラするんだろう…
今までこんなことなかったのに…
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