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Hな君に恋をした。

第1章 第1章 ~夕方の教室で~


「…なんで信じてくれないの?
女女って…女でくくりつけないでよ!
みんながみんな花と同じじゃない!」
「うっせぇな!!
お前になにがわかるんだよ!!」
「わかんないよ!
一度裏切られてからズルズル引きずってる男の子となんて!
あんたはただ逃げてるだけでしょ!」
「!」
「自分がかわいすぎて傷つくのを恐れてるだけじゃん!
そうやって引きずってて女々しいんだよ!
何回裏切られても…立ち直んなさいよ…」
「なんで…
……泣きながら言うことじゃねぇだろ…それ」
「…蓮が悲しいと私も悲しいよ…
…好きなの…蓮。」
「……信じていいのか?」
「うん。
信じて。」
蓮に私の一年をあげる。
ずっと…隣にいるよ。
蓮…

side 悠喜
「…えっ…」
ポロっと卵焼きを落とす私。
「だからー付き合うことになったの!!」
…ショックだった…
だって…本当は…私も好きだったから…
ずっと蓮のことを。
一度だけ…抱いてくれたあの日から…好きになっていた。
「…っ!……」
「悠喜!?」
あーぁ。
失敗した…
こんなこの前で泣いちゃうなんて…
利用するために近づいたのに…
親友みたいになって本当笑える

~放課後~
「ねぇ、四時くらいになったら教室来てよ」
「うん。いいけど…」
「ありがとう」
そろそろ終わりにしないと。

「ねぇ、どうして付き合っちゃったの?」
「えっ…?」
当然ここにいるのは私と蓮の二人だけ。
「私が蓮に抱かれた。何て言ったら泣いちゃうよね?あのこ。」
「…何をしろと?」
「さっすが~が早い。
抱いてほしいの。ここで、もう一度だけ。」
「……」
「ね?」
「…わかった…」
そう言って私を押し倒す蓮。
もうすぐで四時。
5.4.3.…
「いれて…」
「…っく!」
「イキそう…あぁん!」
「あぁ!」
ガタンッ
音がしてドアの方を見ると…
予想どうり、眞菜佳が来た。
「あぁ!きも…ちい?」
「あ…ぁ」
「…何してるの?蓮…」
そのこえに顔色を変えて眞菜佳を見る蓮。
「…眞菜佳…」
「…裏切ってんの…そっちじゃん…」
そう言って教室を出ていく眞菜佳。
「眞菜佳!」
「そんな格好で追いかけんの?」
「…さわんな!」
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