第1章 嫉妬 【坂田銀時】
パチッ…
「よう、帰ってたんだな」
今日はキャバクラに手伝いに行くとかで
は1日万事屋にいなかった。
俺ァ反対したんだよ?
キャバクラなんてエロじじい達が
女の体触りに来るような汚ねぇとこだって。
それでもあいつはお妙さんの頼みだからー
とか言っていうこと聞かねーから
勝手にしろっつったら何だこのカッコは
銀さんこんなのみとめませーーん!
「銀ちゃん?…ご、ごめんね?遅くなって」
「お前その格好で仕事してたのか?」
あえて落ち着いた口調で言うと
「う、うん…」
怯えたような顔で俺のことを見つめる。
ったく、そんな顔すんじゃねーよ。
泣きたいのはこっちだっつーの。
俺の女、知らねぇエロじじい達に見られて
触られて…
このままじゃ俺の気持ちがおさまんねーし…
お仕置き決定だな…