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薄桜鬼 群青桜

第8章 鏡


風間「ふん。好きにしろ。長くは待たん。」

嘘…だろ?
しかし塀から飛び降り、私の元へ近づくにつれ、颯太だと確信していく。

千月「颯太…なのか?」

ずっと探していた颯太が目の前にいる。
風間の元にいるとは聞いていたが、いざ目の前にいるとなると本当に嬉しかった。

颯太「ああ。俺はこっちに来てから風間さん達と共に行動してたんだ。」

千月「そうか。無事でよかった。」

無事だとわかっただけで安心した。
ただ、この状況はただの再会で済ましてはくれぬようだ。

颯太「なあ千月、俺達と一緒に来ないか?」

え…

颯太「お前も合流するために新選組に入って情報を集めていたんだろ?だったらこっちにこい。より強力な人達についていった方が安全だろ?」

颯太の言うことも一理ある。実際最初はそうであったから。
しかし私は一刻も早く元の時代へ帰る為に新選組を離れないと決めたばかりだ。
その事を伝えなければ。

千月「お互いの居場所がわかり、無事だとわかった今、合流を急ぐ必要はないと思う。それより元の時代へ帰る為の情報を集める為に別々になった方が…

颯太「俺は…お前を未来へ帰す気はない。」
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