第21章 番外編
穂波「…テツヤ君、一つ聞いてもいいかな?」
黒子「なんでしょう穂波さん」
穂波「キセキの世代ってみんなああなの?私の中ではあの緑間君がまともな方に思えてきちゃったんだけど」
黒子「そうですね…。方向性は違いますけど大体あんな感じです」
穂波「そっかぁ…。なんていうかバスケができなかったら残念な人達なんだね、キセキの世代って」
黒子「それは僕も含まれてますか?」
穂波「うーん…内緒」
黒子「すごく気になるんですが」
穂波「あはは、まあ今日も私の彼氏はかっこいいなぁってことで」
火神「お前らイチャコラは他所でやれ」
穂波「ははーん、火神君さてはうらやましいな?」
黒子「火神君にも彼女ができるといいですね」
火神「棒読みヤメろ。つか、爆発しろこのリア充どもが」
他愛もない会話をしながら部屋へ戻る。たまにはこういうのもいいよね。明日からはまた厳しい練習が始まる。私には応援することしかできないけど、頑張ってテツヤ君。今度こそ日本一になろう。