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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第97章 ●好きなことばかり





凛にシャツを脱ぎ取られ、
腹筋に指先が滑って行く。



さっき達したばかりでも、
凛の指に絆されるのはあっという間だ。



「俺も好きだよ。
凛の服脱がせるのも、身体見るのも。」


「だろうね。
いっつも早々に脱がされてるし。」


「……嫌だった?」


「嫌じゃないけど、
今日は私が脱がない側する。」

「え、脱がないの?」


「……じゃぁ、
ボタン二つだけ外させてあげるよ。」



つい不満気な声を漏らしたにもかかわらず、
二つだけしか外させてもらえないのは辛い。


未だにニヤニヤ笑っている凛は、
どれにする?と、
楽しそうに顔を覗き込んできた。




「……ここと、ここにする。」


第二、第三ボタンを片手で外すと、
隙間から下着が垣間見え、
この少ししか見えない状態が
逆に昂奮を煽ってくる。



「……意外といいかもな。」


「何が?」


凛の問いは放置したまま、
ボタンを外して出来た僅かな隙間に
手を入れ込むと、
すぐにブラのホックを外した。

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