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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第76章 過去と今の差し替え



「お前を酔わせて、
色々吐かせる予定だったんだが、
意外と酒の嗜みを分かっているようで残念だ。」

「まぁ、何度も失敗して来たからね。
……と言うか、何を吐かせるつもりだったの?」


「お前、今はモブリットと恋人同士なのか?」


想像もしていなかった質問に、
再びチーズを口に含もうとしていた手を止めた。




「……何で?」

「噂になってる。
ハンジ分隊長の世話が趣味で、
女に興味のなさそうだった副隊長が、
自分の部屋の前で団長秘書のお前と
抱き合っていたと。」



「……見られてたのか……」

「そう言うということは、
抱き合っていたのは事実なんだな。」


「はい……」

「そうか。あのモブリットが。」


ミケの表情はニヤついていて、
それでいてどこか嬉しそうにも見えた。

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