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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第68章 火花飛び散る会話





昼過ぎになり、
ジャンとの待ち合わせ場所である、
時計台のある広場に到着する。


辺りを見回すが、ジャンは見当たらない。



時計を確認すると、
まだ待ち合わせた時間の10分前だった。




そわそわしてくる身体を摩っていると、
モブリットの心配そうな視線とぶつかった。



「どうした?」


「なんかジャンに会うの緊張してきた……」


「……何で?」


「モブリットと
散々いやらしいことした後だから……」



さっきから、早朝にも関わらず
モブリットと何度も身体を重ねたことを
思い出していた。


お互い発情期だったのか、
それなら仕方ない。


なんて風に思いたくなる程、
本当に時間ギリギリまで
身体を求め合っていた。



「こんな状態でジャンに会うことに、
今になって申し訳なさが
込み上げまくってる……」


正直に答え終えると、
モブリットは両手で顔を覆った。

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