• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第54章 ●視姦と焦燥感と安心感と



「……もう入れていいの?」


「ああ。だが上手く入る気がしない。」


あからさまな棒読みでそう言われ、
リヴァイの言葉の意図を考える。



「……なるほど。
私が、入れろってことか。」

「いや、」


予想外の否定の言葉と一緒に
耳元に近付いたリヴァイの声は


「凛。中を広げて見せろ。
ちゃんと俺が入れてやるよ。」


と、今日一番卑猥な言葉を紡ぎ出した。





「……無理。恥ずかしい。」


耳まで熱い。

寧ろ頭のてっぺんまで熱い気がする。


思わず手団扇でパタパタと顔を扇いだ。




「やったことねぇのか?」


「ない。
リヴァイこそ、やらせたことあるの?」


「ねぇよ。」


そんなもん見て何になる、
的なテンションで言われ、
それなら私にさせる必要もないじゃないかと
反抗しようと口を開く。


が、開いた口は、
同じように開かれているリヴァイの口に
覆い被さられ、当然の様子で入って来た舌に
乱暴に荒らされた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp