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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第35章 それぞれの行く末



「……最近自分でもびっくりするくらい
突然眠気が来て、
一瞬で寝てるんだけど。」

「それだけ疲れてるってことだろ。
それより、」

リヴァイは頬に当てられた凛の手を取ると

「これ、どうしてくれるつもりだ。」

そう言って、
反応をみせた自分の下半身を触らせた。


「……いや、ちょっと早すぎじゃない?」

「普通だろ。
むしろお前の寝顔見てるだけでも普通に立つ」
「ちょ、ちょっと!
恥ずかしくなるからやめてってば!」

慌てて口を塞がれたリヴァイは、
凛を見て頬を緩める。



「……なんかリヴァイおかしいでしょ。」

「ただ本音を話してるだけだが。」

「今までは本音を話してなかったって事?」

「今までは言う必要性を感じなかったから
特に言わなかっただけだ。」

リヴァイはそう言いながら
凛の頬を優しく撫でる。



「だが今は口にすることで
お前もいい反応を見せてくれるし、
自分もそんな悪い気分にならないからな。」


「……ほんと、なんか調子狂うんだけど。」

「狂えばいい。
そうやって徐々に俺に気持ちを
傾けていけばいいだろ。」

リヴァイはまた凛の身体を
包み込むように抱きしめると、
優しく頭を撫でながら
小さく微笑みを浮かべた。

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