• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第124章 純粋で明白な感情



「変態は俺の中で悪口ではないからな。
思ってくれても構わないよ?」


「……変態でも、そうじゃなくても、
私はエルヴィンに、いつもすごく救われてる。
……ありがとう。」


碧い瞳を見つめると、
どこか潤んでいるようにも見え、
思わず目を見張る。



「俺も全く同じことを思っているよ。
俺は君に救われた。
そして、今もずっと
心身ともに助けてもらっている。
……凛、ありがとう。」


もう一度強く抱きしめられ、
エルヴィンの胸に顔を埋める。


さっきの瞳の意味を知りたい、
そう思うより先に、
耳元に熱い唇が滑り始め、
その唇は、すぐに自分のものと重なった。



/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp