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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第123章 今後の予定と目標



「まぁ、今のままならまず大丈夫でしょ。
取り敢えず次の調査中は様子見ってことで。」

「そうだな。
次回の調査は四日間で帰還する予定だから、
まず問題はないだろう。」


「……すみません、色々ご心配をお掛けして……」


深々と頭を下げると、
ミケにポンポンと頭を撫でられた。



「いや、こうして今後の見通しが立ったのは
いいことだろう。
誰もお前を元の世界に戻してやる気はないから、
これからも何か問題があったら
今日みたいに話しあえばいい。」

「そうだよ!
凛は今まで通り、性欲に忠実に生きていこう?」


「……だから、その言い方は
どうにかならないの?」


ミケの言葉に感動してすぐ、
ハンジの余計なひと言で
また自分の痴態に対しての羞恥心が
湧き出して来る。



「君の性欲が強いのも、
俺たちがそれに引き寄せられているのも、
多分タイムスリップのせいなのだろう。
俺たちが君の世界にいた時と、
全く同じ現象が起きているじゃないか。」


「確かに言われてみれば……」



元の世界にいた時に、
エルヴィンやリヴァイと身体を重ねる度、
自分が自分ではないように思えるくらいの淫欲が
滾っていた。

それは二人の性欲に中てられてるんじゃないか、
なんて思っていたけど、今の状況からしても、
本当にそうだった可能性がある。

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