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《合同企画》White Xmas《R18あり》

第3章 黒子のバスケ/高尾和成/甘


高尾side



「やっべ遅れた…!」



オレは今、クリスマスのイルミネーションで輝いている街中を駆け抜けている。


そこら中腕を組んで歩いてるカップルだらけ。
羨ましい。


バスケばかりなオレには彼女なんて……



「ちゃん!」

「あっ!和成!」



なーんてな、ちゃんといるって。

付き合って初めてのクリスマスだから、ちょっといいモンあげようと思って選んでたら遅れたってとこ。




「悪りぃ…!待ったっしょ…!」

「ううん、大丈夫。でもどうしたの?」

「ちょっとなー、真ちゃんが〝クリスマスなのに独りだから寂しいのだよ〟って泣いちまって」

「え?ホントに?」

「ホントだって。オレが嘘言うと思ってんのかー?」

「思ってないけど……」

「なーんてな、あいつが泣くわけないっしょ。選んでたら遅れちまっただけ。オレ練習ばっかで買いに行く暇が今日しかなかったからさ」

「何を……?」

「こーれ、お前に」



オレが取り出した小さな箱。

中には指輪。
ペアリングってやつ。


自分はもう装着済み。
まあポケットに手突っ込んでるからちゃんには見えてないけど。



「わぁ…!ありがとう!」

「いいって。その代わりちゃーんとつけろよ?」

「うん!どの指にしようかな……」

「決まってるっしょ!左の薬指」

「え?でも……」

「へへっ!お揃いな!」



って自分の手を見せてやったら、ちゃんは更に喜んでくれた。

街の灯りのお陰で倍可愛く見える。


オレはバスケの関係で首から下げる形になっちまったけど……


2人の宝物ってな。




*終わり*
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