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プリンセスロード

第16章 another END


「あなたは私のものだと、見せたいのです。皆に」
するりと洋服の中に手を差し入れ、下着の中に到達する指。

「あっ、こんなところで……だめっ」

呆けた頭の片隅で抵抗しようと考えるけれど、私は彼を拒めないの。いつだって私のことしか頭にない彼を。


私はリオンを選んだ。
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