第3章 精神的にもキツイ……誰か僕を……
次第に辛くなる。
精神的にもキツイ
あぁ、もう、いいやぁ
と思うようになっていた
レッスンでも、わざと蹴られる殴られる転ばされるそのたびに恥をかく自分
嫌気が差して、レッスンを抜け出し、屋上へ行き柵を乗り越えた時
?[やめろ、何かんがえてる]と誰かの声が
離せ、僕にはもう生きる自信がないんだ!!
?[やめろ、お前が死んだって、どうにもなんねーだろう]ともう一人いた
うるさい、お前ら、2人に何がわかる!!俺の気持ちなんて、誰も……誰も……辛いこと、悲しいこと、苦しいこと誰もわかってくれない!!
と言っていると
2人に柵の内側へ戻され一人に顔を殴られた
見ると、Hey!Say!JUMPのスタッフさんだった
スタッフ①
……何があったか、話せ
相談に乗ってやるから
スタッフ②
俺たちに話してくれ
朱雀は2人へ話すと
スタッフ①
辛かったなぁ〜←抱き締められた
スタッフ②
楽にしてやるからなぁ←この2人もぐるだったのだ、佐藤勝利←叫んだ
酷いことをされ、あっちこっちに傷があり血が滲む
生温かく流れ出る紅い液体
辛さと悲しみと痛みと気持ち悪さで座りこんでいた
次第に雨が夕暮れの空を染めていった
雨を受ける
雨が傷に沁みていく
苦痛?
涙?
血?
裏切り?
不信感?
仲間?
そんな、感情なくなれば良いのに……