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文芸部×チア部

第8章 君と僕との物語(R18)


「ビショビショになっちゃったね、ここ。拭いてあげるね」

彼が起き上がり、力の入らない私の下半身からパンツを取り去る。

あっやだぁ…

脚を開いて、そこをティッシュで拭き拭きしてくれる。

恥ずかしすぎ…

「パンツも…濡れちゃったね…」

彼が脱がしたパンツを拾って言う。

やだ、どうしようパンツ。

履かないで帰る…のはやっぱり無理だから…濡れたパンツ履くしかないか…。

「大丈夫だよ」

黙ってぼんやりしてる私に彼が微笑む。

そして引き出しから何か取り出す。

そしてひろげて私に見せる。

パンツ…? 女物の…? 紐パン…?

「これ…履いて帰って。少し大胆だけど、ノーパンよりマシだよね?」

彼が少し顔を赤くして、でも得意げに話す。

どこから突っ込めば…。

「紘夢…どうしてそんなものを…」

「んー…。これ着てもらって写真撮りたかったけど断られたから…。
でもちょうどよかったね」

彼はにっこり笑って話を続ける。

「これは君にプレゼントしてもいいんだけど、こんな下着持っていたらお母さんに何か言われるよね?
だから僕に返してくれていいよ。
あ、洗濯とか気を遣わないでね。
そのまま返してくれたらいいから」

「……」

久しぶりに思った。

キモッ


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