第8章 君と僕との物語(R18)
彼の指が私のぬるぬるのクリをなでなでする。
私は腰をそらして割れ目を彼のものに押しあてる。
脚はM字に開いたまんま。
私の左手には原稿用紙。
わたしまだ持ってたんだ、これ…。
ぎゅっと握ってシワになっちゃった。
そっと床に置く。
エロすぎな世界。
わたしと紘夢の物語。
その中にわたしはいるの。
わたしがヒロインなのね。
「あっ…あん…! いきそう…いっちゃうぅ…」
「ナコ…」
「あっあんっ! あっ……! はぁん…はぁはぁっ…」
はぁはぁ…いっちゃった…
身体の力が抜ける…
彼はそんな私の身体を、そっと床に押し倒す。
仰向けに寝かされた私に彼がディープキスする。
「んっ…ふ…ふぁ…はぁん…」
いっちゃった後の口の中、やっぱり気持ちいい…すごい…
私も夢中で彼の舌に吸いつく。美味しい…はぁはぁ…。
……!
彼の指が、私のパンツの中の割れ目にぎゅっと差し込まれる。
「あっ……ああっ!」
なっ…なにこれぇ…息が…息が止まるぅ…
気持ち…いいっていうかぁ…
私の身体がガクガクって勝手に震える。
私は唇を離して声をあげる。
「あっ…紘夢っ…なにそれっ…なにそれぇ…」
「ん…ここに指入れただけだよ。そんなに気持ちいい…?」
「気持ちいいっていうかぁ…気持ちいいっていうか…だめっ!」
「あれ…? 気持ちよくないの?」
彼が中でぎゅっぎゅって指を動かす。
「う…うわっ…ああんっ!」
心をぎゅうってつかまれるみたい。
身体はビクビク反応するけど、よくわかんない…。
「はぁ…中、動いてる…。ぎゅうってなってる…。ここに僕の…いれたら…はぁはぁ…」
あん、だめ。そんなこと。想像しちゃう…。
「あっ…あっ…」
私の身体の奥がぷるぷる震えてくる。
やっぱり…気持ちいいのかな。
口の中みたいに、この中も気持ちよくなってるってことかな。