第3章 お仕置き
「………」
私は起き上がると、彼の顔に近づき、目隠しを取った
そして、彼の顔を掴んだ
「ん、返ふ」
「ぇ…!?」
私は彼に再び、キスをした
「ん、んーっ!!」
彼が足をばたつかせる
しかし、腕が縛られて抵抗できないため私は気にせず続けた
そして、唇をやっと離す
「ッ…ん、うぇっ……」
「自分のモノでしょう?しっかり飲んでください」
「ん、ん…」
彼が一生懸命飲もうとしている
ゴクン
「っ…みーちゃん、よおこんなん口に入れられたな…」
「女の子は強いですから」
私は微笑んだ
「……」
彼がジッと見つめてくる
「…?何ですか」
彼は私の方を見ると、ニコッと笑い、八重歯が見えた
「やっと、笑顔見せてくれたな」
「!!」
そういえば私はこの2日間彼に笑顔を見せたことがなかったかもしれない
「……私、久々に笑ったかもしれません」
「そうなんや、じゃあ俺の特等席やな」
「案外、ポエミーなんですね」
私と彼が笑う
「みーちゃん、これ、そろそろ外してくれへん?」
「それはだめです」
即答で答える
私は、また彼に目隠しをする
「ちょおっ、今度は何なん!?」
「声に余裕がありますね」
まあ、それを狙ってたんだけど
「ふふっ、イイコトです……」
さあ、今度はどういう風にしてやろうかな
お母さんに喘ぎ声でも聞いてもらおうかな…